天心記念五浦美術館

梅@偕楽園

肝腎の岡倉天心の作品は展示されていないのが残念と言うより不思議。海の景観は素晴らしい。
岡倉天心って最近どこかで見たなぁと思っていたら,The Book of Tea が展示されていて思い出した。岩波文庫の「茶の本」を読んだのだった。この本は面白かった。「茶」という文化と「歌仙*1」の文化には共通項があると感じた。それは戦国時代の情勢がなせるものか,日本文化の本質に基づくものなのかは不明。
海に向かった部屋で横山大観,下村観山,菱田春草,木村武山の4人が並んで絵を描いている風景は異様で可笑しい。

*1:連歌の成熟したバージョン