『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』

 

 10日の仕事を請け負ったら、2日で8割は終わらせてしまうこと。

残り8日で完成度を上げていく。

 

ま、だいたい、そういうこと。

定年の勉強

定年まで後1年と数か月という事に気付き,定年の参考書(?)を4冊買って読んだ。メモ代わりのレビュー。

「定年準備」 楠木新 中公新書

ベストセラー「定年後」の実践編とある。なんだかとりとめもない話がだらだらと続いており,途中で読むのをやめようかと思ったが,ちょうどそこらへんでちょっと目新しい話が登場し,結局最後まで読んだ。
しかし,何が言いたいのかは良くわからなかった。
たぶん,前著の「定年後」がよく売れたので,急遽作った第2段ということなのだろう。それにしてもこの文章は編集者がもっと手を入れてしかるべき。
もしくはリライターを使うべきレベルだ。
「なぜ地獄と極楽があるのか」という小見出しの文章の途中に,突然山田洋治の「家族はつらいよ2」の紹介がはいり,「いわゆる「無縁社会」が一つのテーマだ」とまとめたとおもったら,今度は加藤仁の著作の話に突然変わる。
おいおい,家族はつらいよの話はどうなったの?
これだけ貶しておいて,買おうと思う人はいないだろうが,安く買いたい人はこちら⇒https://mercari.com/jp/items/m86983792748/

「定年バカ」 勢古浩爾 SB新書

定年バカ (SB新書)

定年バカ (SB新書)

色々な定年の指南書をばっさばっさと切り落とす。爽快な読み物。
この本が一番共感できた。
でも,マンションのローンだけは定年までになくしておけという…。
去年,マンション衝動買いしてしまったので,それは無理というものなのですけど。
面白かったけど,これも売ります。⇒https://mercari.com/jp/items/m93136354662/

「定年前後の「やってはいけない」」 郡山史郎 青春出版社

この著者の主張は45歳までは人間の能力は伸びるけど,そこから先は無理だから45歳で定年にして早目に人生の後半戦に取り組むべきという事。
最初の楠先生と違って,文章が論理的なのでとても読みやすい。頭のいい人なのだろう。
でも,途中からだんだん「俺の言うことをきいていれば間違いないから」風のお説教を感じるようになってきて嫌になってきた。
宝くじは還元率が悪いのでやってはいけない,などと中学2年生で確率を学べばわかるようなことを偉そうに語っているのも鼻にかかる。
あの読者を馬鹿にしている朝日新聞の記者が書くような記事みたいな匂いを感じた。
でも,買いたいという方は⇒https://mercari.com/jp/items/m90896443228/

「定年入門」 高橋秀実 ポプラ社

定年入門

定年入門

著者は定年のないライター。
定年を迎えた様々な人のインタビューをまとめた本である。
もちろん人選と文章の上手さの所為だろうが,登場する人物がみなちょっと変わっていて面白い。
ところどころに織り交ぜられるトリビアも読者を飽きさせない。
でも売るよ⇒https://mercari.com/jp/items/m42439996318/

必読書を思い出した

いじわるばあさん全6巻セット

いじわるばあさん全6巻セット

おいらは昔から意地悪爺さんになりたいと思っていた。
そこで参考書として「意地悪ばあさん」を読むことにした。
注文しなくては。

ヘルメスではなくてヘラクレスだった

以前,こんなことを書いた。

ところで,ヘルメスで思い出したのだが,子どもの頃にマーキュリーが主人公のテレビマンガを観た記憶がある。スーパーマンみたいな活躍をするお話で,中学生になってギリシャ神話を読み,なんだヘルメスってただの伝令役じゃぁないかとがっかりした記憶があります。でも,身近な人に聞いても誰もそんな番組観た記憶がないといいます。おっかしいなぁ。
アレクサンドロス大王と東西文明の交流展 - 風日記HARD5

今日,「ヘラクレス」という映画を観て,やっと真相がわかった。
マーキュリーではなく,ハーキュリースだったのだ。すなわち,ヘラクレスの英語読み。

ググってみたら日本では「ハーキュリー」で上映していた模様。

マイティ・ハーキュリー(原題:The Mighty Hercules ザ・マイティ・ハーキュリーズ)は1963年から1966年にかけてカナダで制作されたアニメーション作品。
日本においては1963年11月4日〜1964年8月29日および1965年6月30日〜1966年4月23日の2期にかけてフジテレビジョンにおいて月曜から土曜までの午後6時55分から5分間の枠で放映された。明治乳業(現:株式会社 明治)の一社提供。その後も、地方局での再放送が何度かある。

ハーキュリーは、古代から近代の西洋絵画や彫刻に多く描かれるひげもじゃで粗野な印象のヘラクレスとは異なり、ひげは無く若々しい美男子として描かれている。
マイティ・ハーキュリー - Wikipedia

イメージがヘラクレスとは違っていたから,マーキュリーと勘違いしたようだ。
長年の疑問が解決してめでたしめでたし。

ファイナルファンタジー15

暗い雷姉さんのシリーズはほとんど触っただけで遊ばなかったが、今回は前半は明るいので遊んだ。
景色が本当にきれいで素晴らしい。
無駄にドライブしたり、チョコボで走り回ってみたくなる。

ストーリーはダメダメな王子が王としての自覚を得るまでというもの。
あの衝撃的だった7をベースにしており、レギュラー陣が登場するつくりも嬉しい。
でも、衝撃的だったあのイベントまでなぞることはないと思うのだが。
列車の屋根でのアクションも懐かしい。
で、ここまでは良かったのだが、そこらへんからやけに単調なつくりになる。

前半はファイナルファンタジーで後半はバイオハザードになってしまった感じ。

というか色々雑な感じ。

大人の事情で本当はもっと壮大な構想だったのが、急遽切り詰めて出荷ということになったのかなぁ。

まぁ、やり残したクエストが山ほどあるので、2週目いきますが。

ローグ・ワン

慥かにエピソード7よりは、ましな出来だった。
しかし、だらだらと長く、眠くなる。
最後がデススターをワープさせてまでこの結末に持ってくる必要があるのか激しき疑問。

あぁ、本当にディズニー映画になってしまったんだなぁと嘆くしかない。

ルーカスフィルムのクレジットも出てきたが、ルーカスが一度でも映画見てる途中で眠くなるような作品を発表したことがあるか?
最後に無駄にハッピーエンドをひん曲げて悲しい結末にしたことがあるか?

だいたい主人公の女の子、どこがならず者なんだ?

悲しいのは

毎年、秋からずっと走り続けるように忙しくなる。

今日はテストの採点も終わり、評定をつけるにはまだ資料が集まらずということでぽっかり1日空いた。
本当は判定会の資料を作るマクロを書くために出勤するつもりだったのだが、朝は激しい雨だったので断念しただけだが。

そこで、この1日は角さんの「新・短篇名作選」の仕事にまるまる使う。

すでに推薦予定の10作はできているのだが、もう一度最初から見直してみるつもり。

ということろで、ふと頭に浮かんできたのが「悲しいのは」の歌詞だった。

みんなで楽しそうに「悲しいのは」と唄っているのはいるのはなんだか奇妙。

ついでにもう1曲。

これは進路を相談する三者面談のときに頭の中に流れてくる曲。

少年の名はジルベール

少年の名はジルベール

少年の名はジルベール

武宮恵子が「風と木の詩」を描くまでの話。

萩尾望都にちょっと遅れて出てきたのが武宮恵子という印象だったのだが、同学年だったんだ。

実はあいまいな記憶なのだが、中学生か小学生のころビックコミックが創刊された。
手塚治虫の「地球を呑む」、石森章太郎の「佐武と市捕物控」…これは読まざるを得ない。
大人向けの漫画雑誌で買うのが恥ずかしかった。

ところが高校生の頃、別冊少女コミックがとんでもないことになっていた。
萩尾望都大島弓子倉多江美樹村みのり…でもこれを買うのはもっと恥ずかしかった。
あの編集者が山本順也だったんだ。

実は武宮恵子は「地球へ」しか記憶にない。
ファラオの墓」も「風と木の詩」も読んでいないんだよね。
(あれは「週刊少女コミック」だったから…)