今日は死ぬのにもってこいの日

甘樫丘の紅葉

http://d.hatena.ne.jp/kazemidori/20031006#p2

上の日記のつづきです。

あれから何人かの友人に意見を求めたところ,その内のお一方が素敵な翻訳を作ってくれた。個人的に死蔵させてはもったいないのでここで公開します。


今日は 死ぬのにとてもいい日
すべての生あるものが 私と調和し
あらゆる声が 私の心の中で声をそろえて唄っている
すべての美は 私の目の中に安らごうとしてやってきて
あらゆる悪い考えは 私から立ち去っていってしまった

今日は 死ぬのにとてもいい日
私の土地は 穏やかに私をとりまき
畑には 最後の鋤を入れ終えてある
家は 笑い声に満ちていて
こどもたちが 帰ってきている
そう 今日は死ぬのにとてもいい日だ

(CopyRight Nancy Wood from Many Winters, Bantam Doubleday Dell 1973.All rights reserved. 柊 紗羅 訳)

私が「上手に打たれた蕎麦のようにすっきりしていて良い」と褒めたら,柊氏は蕎麦アレルギーをお持ちのようで,うまく伝わらなかった模様です。
3つの訳を読み比べてみて,この訳がイイゾと思った方は「蕎麦」以外の言葉で褒め言葉をコメントしてくださいませ。

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