第2話 12角(3)

詰将棋パラダイス 1983-7











18桂 22飛 29歩 37香 43と 66角 / 16龍 32桂 39と 45玉 47歩 54歩 56香 / 角金桂

011-03.kif


さて,3作目であるが,これまた単純な意味付けである。
23角では飛車の効きを遮ってしまうのでうまくないというわけだ。
少し,言い訳をさせてもらえば,
これらは「7手詰で実現可能」という前提で考えた意味付けなので,
どうしても単純になってしまうのは仕方ない(と思う)。
もっとおもしろい意味付けの7手詰を考えたら,
是非掲示板に貼っていただくか,もっと上出来だったら
直接パラに投稿していただきたい。


それじゃぁ,7手という枠を取っ払ったら,どんな魅力的な「12角」が
表現できるか。。。。
もはや心もとないが,もし新作ができたら(4)としてこの項の続きを
書こう。


ところで「7手」にこだわった割には,本作は11手。
2手目中合の変化を割り切れなかったのか?
それとも配置とのバランスを考えて手を伸ばしたのか。
……忘れてしまった(^^;


覚えているのは,「18桂,29歩」を「17銀」にしたかったのだが,
16銀と龍を取られて,どうしようもなかったということ。
どうにも残念である。