マコトくんのおねしょ


部屋の掃除をしていたら,大昔に描いた絵本の写真がでてきた。なぜ写真かというと,絵本は当時流行った手作り絵本で1冊しかない。その本は某所に置いてきたので,記録に残そうと写真に撮っておいたのだ。


小さな写真だったが,スキャンしてちと補正してみると,案外に綺麗になった。
そこで稚拙な作品であるが,可愛い作品でもあるので,ここに公開してみる。
でもすぐ後悔して削除するかもしれない。


「いっこのつみき」と同様,みっともない解説も思い出しながら書き込んでみた。
なお,詰将棋とはまったく関係ありませんので,そこのところ誤解なきよう。



  

  



  

  



  

  



  

  



  

  



  


「歴史」をテーマに3拍子を基本に構成。
原始人から婆さんまで登場させたかったので,磯野家風の設定になった。
変化していくおねしょのシミからその人物の歴史に規定された想像の翼が広がっていく。
それにしても「生命の危険」→「食べ物」→「恋愛」→「友情」→「君は未来に何を見るか?」という
流れはいかにも安易。若かったとはいえ、酷すぎる。
途中の破調は「猫に歴史はない」=「歴史を持つのは人間だけ」という意味。
本当かいな。
それにしても、デッサンが……。どうぞお許しを。