最近気になる作家

門脇氏の詰将棋データベースを購入して,少しずつ鑑賞している。
ぼーっとしばらくしていたので,詰将棋を作っても,それが新しいところがあるのか,それともまったく価値のない作品なのかが分からない。

そこで「類作検索」というのが使えるかなと購入したのだが,例によってマニュアルを読む気がしないので,使い方がよく分からない。

しかたないので,ときどき過去の作品を励棋で読み込んで鑑賞しているだけという使い方をしている。(WINDOWS版だとなぜか時折ハングもする)

そして気になったのは桜木健古氏と今村修氏の二人。

桜木氏の作品には発表時に何回も接していたはずなのだが,その時には良さが正直なところ分からなかった。
今は,むやみに共感できるのが不思議でならない。

もう一人は,名前は「すごい作家が現れた」と聞いていたが,その作品は全く知らなかった今村氏。
この人の作品はおもしろい。
新しい。

触発されて私も長編を作ってみたが,小林君に見せたところ「長編の基本手筋のみ。発表に値する作品にまで昇華させるのは難しい」と宣告。ああ,才能の欲しいことである事よ。