「詰将棋手筋教室」へのお願い


詰将棋手筋教室


村山隆治氏の「詰将棋手筋教室」(毎コミISBN:4839903220 ) を読んだ。
最初は「鼠を猫が狙っているところなど見たことないなぁ」などと
とんちんかんな感想を持ちながら読み進めていたのだが,いくつか図面で気になることがあった。


それは主に【原理図】についてである。
【原理図】と【作品】の違いは主観的なものであろうから難しいのであるが,必然にせよ偶然にせよもとの作品の匂いを感じてしまう原理図はもとの作品で作者名などの基礎データも明記したうえで,そちらを用いて解説してほしい。

また,例題に取り上げる作品は,手筋の紹介という趣旨であるから
一番最近に発表されたものという考え方もありえるが,あまりにも類作という匂いが強いものは古い方の作品を使用してほしい。

■お願い p37【第6図】は山本民雄氏の作品に差し替えてください。
■お願い p120【第12図】は柏川悦夫氏の作品に差し替えてください。
■お願い p123【第4図】は南倫夫氏の作品で解説してください。
■お願い p208【第2図】は山本昭一氏の作品で解説してください。
■お願い p263【第12図】は妻木貴雄氏の作品に差し替えてください。