第1話 13角

第1話 13角 (1)

未発表 89角 98龍 / 73飛 79玉 / 角 003-01.kif 角が成れるところに打つ13角。 なんとも平凡な着手であるが,そこに玉方の駒の効きがあれば 「限定打による捨駒」になる。 ちなみに,現在のバージョンの詰将棋盤では,初手57角に対しても69玉と逃げて しまう…

第1話 13角 (2)

詰将棋パラダイス 1980-8 005-03.kif (1)と同じ状況の13角であるが,今度は取らずに進行する。 続いて置きゴマの龍も捨てる。 もっと手を伸ばすことも可能のようだが,駒数が増えそうだ。

第1話 13角 (3)

近代将棋 1980-10 007-05.kif 今度は同飛と取らせた上で,さらに龍も捨てる形にしたわけである。 近将の解説が吉田健氏だったので,解説してもらいたくて投稿した。 やり句みたいな作品なのに,作者の意図をきちんと解説してくれていて嬉しかった。 作者の意…

第1話 13角 (4)

詰将棋パラダイス 1981-2 007-10.kif (1)と同じ3手詰に「事前準備」を施した作品。 初手と3手目は13角を成立させるための捨駒である。 こういう手作りは常套手段なので, 作品としては「初手,桂」ではない,という点だけが救い。