梅を見てきました
水戸の偕楽園に梅を見に行ってきました。雨の降りそうな天気でかなり寒かったのですが,物凄い人出でした。昨年来た時は,雪が降っていたので,人出も少なくゆっくりと鑑賞できました。今年は,とにかく人人人でした。
それでも,梅は美しかったです。
ところが,これは!と思う梅の側には人集りがしています。 水戸梅むすめと襷をつけた和服の美女が立っていて,カメラマンが群がっているのです。日曜日なので10人の梅むすめは総出で活躍しているそうです。かくして梅は100種3000本もあるのに,美しい梅の木には人集りがしていてよく見えないという状況が発生していました。
さて,ここから詰将棋の話になります。
この状況,詰将棋をこれから作ろうと考えている人がよく見る風景ではないでしょうか?
面白そうな筋,テーマはもう人集りがしていてどの梅を観賞したらよいのか途方に暮れてしまう。
- 気にせずに梅むすめをどかして観賞する。
- もう旬をすぎてちょっと元気のない梅を観賞する。
- 人ごみを避けて離れた場所にひっそりと咲いている梅を探して鑑賞する。
- 梅はあきらめて,ぼたんを探す。
- …………
でも,才能ある人には人ごみも梅むすめもちっとも邪魔にならず,ああ,これは美しいという梅がしっかり見えているのではないかなと思います。
ここにも,ここにもきれいな花があるじゃないか。