間駒か合駒か

飛角香で王手をした時に,王様は逃げるかアイゴマをするという選択肢があります。このアイゴマを漢字でどう書くかという話題が将棋ML で出ました。

私は,子どもの頃に死んだ親父が「アイシャ,アイシャ」といっていたのでアイは幕間,山間の間(アイ)だろうな。シャは遮断の遮(シャ)だろうな。そいじゃぁ,間遮だろう。そこに使う駒だから,「間駒」が正しいんだろうと思っていました。

MLでは国語辞典に「間駒」とでているでチョン。私はもはや「合駒」も認知されているんで,どっちでもいいかなぁと思っています。岡田会長の「百合の露」なんて作品集もあることだし。

【玉手箱】にごちゃごちゃ書いている時は,「間駒」を使いましたが,【ガイダンス】では「合駒」と「間駒」を両方使っていたような気がします。せめて,統一するべきだったか?

そういえば,昔のパラに「銀多伝」はギンタデンではなく,ギンタテと読むのが正しいという投稿記事がありました。「伝」の字が当て字であることからくる読み間違いの一般化であるというお話です。けっこう,説得力あったなぁ。

もう一つ似た話を思い出しました。「邪馬台国」も「台」の字が本は「壹」に似た難しい漢字で,これを読み間違えてタイと読んでいるが,これはトと読むべき字である。だから「邪馬台国」はヤマト国と読むのが正しいというお話。

どうなんでしょ。将来,将棋の教科書と歴史の教科書が「ギンタテ」,「ヤマト国」に書き換えられる日は来るのか?