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継子立て(つづき)

循環リンクといっても一方通行なのだから普通の配列で簡単ということに気づいたので(仕事から逃避するために)scriptを書いてみた。 その結果,10人ごとにオミットしていく場合,逆転するのは16人(塵劫記の場合),22人,71人,227人,528人の場合であるとい…

継子立て

塵劫記に「継子立て」というお話がある。この話は古く徒然草137段にも見られるという。また,異国でも「ジョセファスの問題」として類似の話があるらしい。検索してみてもデータ構造の演習問題しかヒットしないのだけれど。。。さて,継子立てとは次のような…

ダイヤモンドの原子構造(最終回)

http://www.sc.kochi-u.ac.jp/~tatukawa/edu/mondai/2000/b0sb010/diamond.jpgこの図を見ると,C原子の数は18個。昨日の結論である22個とは4個違う。なぜか? 模型では青い正四面体の中央にはC原子がないということであろう。下の写真を青い正四面体は透明で…

ダイヤモンドの原子構造(つづき)

結局,模型を組み立てて考えてやっと分かってきた。 Cの原子が5個でテトラポットの形に並び,中央の1個以外の4個が正4面体の頂点を成すとするならば,この正4面体がきれいに積み重ねられた形は,別の視点で見れば正6面体+正8面体のユニットの組み合わせと見…

ダイヤモンドの原子構造

昔の数学の教科書には立方体(正6面体)の中に正8面体が入っている図が描いてあった。 6と8が双子だってのを確認するために描くあの図だ。それを見て,なるほどこれなら美しいし,頑丈だろうなと,まるっきり信じ込んでいた。 だが,本日,ふと考えてみる…

塵劫記

今は1間=6尺のようですが,昔は6尺5寸だったこともあるようで,この本のように重版が続いた本は章によって単位の変換が違っているところもあるようです。検地の章の他の問題はどれもおかしなところはないので,この問題だけ版が重なるうちに数値が間違った…

塵劫記より

法に,16間の中の8間半を加へ,又11間半をも加へ,合36間に成。是を3つに割れば12間に成。是に長28間を掛くれば336坪と成。是を田の法3にて割れば,1反1畝6歩としるゝなり。岩波文庫「塵劫記」p121 より塵劫記は江戸時代から明治に至るまで数学の教科書とし…

けちをつけるのは簡単だが。。。

(0 が 68 ケ) (地球上の砂粒だってこんなにないだろうな) 書いているのは中学校の先生らしいから,中学生向けの比較要素なのだろうけど,,,,それにしても地球だけの砂粒ぢゃ,余りにも少なすぎ!

名刺で作る正20面体

名刺の縦横比は黄金比というのを何かで読んだことがある。黄金比とは と書くと難しそうだが,簡単に言えば正5角形の辺と対角線の比のことだ。正5角形のみで作られた正12面体の双子の兄弟が正20面体なので,名刺を3枚直交するように組み立てると4×3=12個の頂…